対人援助職は燃え尽きやすいと言われています。こうすれば必ずうまく行くというものではない、というのが一番の原因で、ついつい仕事に入れ込んでしまうのです。組織に属している場合はそこでの人間関係や様々な問題でも悩むことになりますし、組織に属さない場合は経済面での気がかりがついてまわります。

個人事業主のセラピストやヒーラー向けの燃え尽きについて書かれた本があるか、探してみましたが私にはみつけられませんでした。でも、医療や介護、教育も含めた幅広い対人援助職の燃え尽きについて書かれた本はたくさん出ています。

私が個人的にお薦めするのは水澤都加佐さんの『仕事で燃え尽きないために~対人援助職のメンタルヘルスケア』という本です。燃え尽きている時に分厚くて難しい本は読めませんが、この本は優しい文章で読みやすく、「なるほど、だからこうなるのか」とか「こういうところに気をつけないとな」とすぐに飲み込める内容だと思います。

この本のなかで、燃え尽きからの回復のチェック表という項目があります。この項目は対人援助に関わっていなくても、誰でも、今の自分の健やかさを客観的にみる良いチェックになると思います。今、自分がある程度充実した人生を送れるているか、そのエネルギーを保てているかの良い目安になるので、引用したいと思います。

燃え尽きからの回復のチェック表
・毎日、気分がよい程度に規則正しく生活している
・おしゃれ、身だしなみに気をつけている
・十分な休息をとっている
・人をコントロールしようとしたり、自分がコントロールされていると感じない
・建設的で具体的な計画をもっている
・友人や家族のために自分の大切なものを犠牲にしていない
・適切な判断が出来るよう努力している
・人の意見や批判に耳をかすことができる
・不当な批判を受けてもとらわれない
・バランスのよい食事をしている
・お金のやりくりに関する決定に責任がもてる
・ある事実を長いあいだ否定していたが、認められるようになった
・仕事から逃げたり、不健康・不適切な方法で気を紛らわしたりしない
・だれかやなにかのせいにしないで、自分で責任をとれる
・ほしいものと、必要なものの区別がつく
・不必要な恐れや、不安、心配を感じない
・仲間や家族の力を受け入れることができる
・自分自身を信じ、尊重することができる
・孤独ではなく、だれかとつながっていると感じる
・人にたよりきらず、しかし、必要なときに助けを求められる
・いやな気分を解消するために、酒や薬などにたよらない
・日々の生活を楽しみ、余暇も活動している
・前向きな意見を受け入れ、自分の意見を変えることができる
・自分に対しても、人に対しても、適切で前向きな意見をいうことができる

いかがでしたか!?
あ~、私、できてないなぁ…と思った人や、ちょっとやばいかも…と思った人もいらっしゃったのではないでしょうか。そういう方は、少し歩みを緩めて、自分を振り返ってみる時なのかも知れません。
まずは休息。そして自分を癒す(=自分の問題に取り組む)ことが回復の手助けになります。

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