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羽生結弦選手のバースチャート分析、ざざっとでしたが完結編です。
過去の記事は↓
羽生結弦選手のバースチャート①
羽生結弦選手のバースチャート②

文書1-1

羽生 結弦 1994年12月7日仙台市生まれ 出生時間不明

羽生結弦を羽生結弦たらしめている、火星のエネルギーはどうでしょうか。
彼のバースチャートの火星はオーブを8度でとると冥王星、木星、土星で2つのTスクエアが出来ています。このTスクエアを見て、ホロスコープを読める人なら「なるほど・・・だからか!」と思った人は多いと思います。彼の内部にある火星エネルギーの凄まじいパワーと、この火星を抱えて生きる彼の葛藤があまりにもわかりやすく、ドラマチックに出ています。

Tスクエアとは180度+90度+90度のアスペクトで構成された複合アスペクトのことを言い、二等辺三角形の形をしています。上のチャートを見ても青いラインで二等辺三角形が出来ているのがわかると思いますが、Tスクエアは決してスムーズなエネルギーではなく、強い葛藤やストレス、テンションを生み出す角度。厄介なエネルギーで、内面で自覚化しやすいのも特徴ですね。

Tスクエアは一般的には「凶角」ということになるのですが、実際はTスクエアのエネルギーを使って成功している人は少なくありません。そもそも成功者のチャートには特徴的なハードアスペクトがある事が多いです。葛藤を抱えたり厳しいスタートだからこそ、パワーが生まれる。無視して生きるにはTスクエアのエネルギーはあまりに強いため、人生で取り組まざるを得ないのですね。

なめらかなエネルギーばかりのチャートでは、幸運に恵まれたとしても全体的に打たれ弱すぎてダメなのです。

火星と冥王星、火星と木星のアスペクトは「巨大活力」という言葉がふさわしいエネルギー。獲物を仕留めるために目を光らせて飛び掛かるパンサーであり、どんな領域であれ寛大さと力をもって物事を発展させていくことを望む、世界の王のような力です。しかし90度というなめらかさのない強い葛藤の角度なため、そう願いながらも決してそれをスムーズに行えるわけではありません。

自分のなかの怒りや攻撃性をうまくコントロールできないと感じたり、つい先走りすぎたりなどの傾向が(たとえ内面のなかだけでのドラマだとしても)起きているはずです。火星と土星が180度という、強いストレスの角度を作っていて、この土星は火星エネルギーを抑えようとする不快な作用であり(役に立ってもいるとは思いますが)、あの若さで彼が耐えている社会的責任(重圧)としても働いているかも知れません。もの凄くアグレッシブかつ抑圧的で葛藤に満ちた火星のエネルギーです。

こんなパワフルな火星絡みのTスクエアを持って生きるのは、並大抵のものではないはず。でも月と土星のエネルギーからみると、彼は自分のこの性質もどこか俯瞰で見ている部分があるでしょう。

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GO YUZU!!

太陽は土星と90度。これは大変自分に厳しい性格を表しています。羽生選手のことを「真面目」「努力家」あと「美しい」「かわいい」と思う人がいたとしても、「のびのびしている」とは誰も思わないのではないでしょうか。実際彼はとても厳しく抑圧的といってもいい性格をもっています。自分は不器用で、小手先で出来るものなど何一つないと自己評価しているはずです。

金星は蠍座で、火星と土星に調和の角度をとり、火星と土星の180度に調停のエネルギーを送っています。蠍座の金星はあまり良いイメージで語られないことが多いのですが、私は個人的に蠍座金星の持ち主は人を魅了するような、魅惑するようなエネルギーを持っている人が多いと感じていて、羽生選手もそんな一人だと思います。

彼は真面目な人なのですが同時に人を魅惑するような側面があり、彼のスター性(海外の記者やカート・ブラウニングは彼を“ロックスター”だと言います)や演出力みたいなものが生きる時、葛藤の多い内部のエネルギーが解放されたような感じでとても気分がいいはずです(そもそもが目立ちたがり屋の火の成分多めの人だし)。

でも、生真面目ではしゃぐことを許さない土星の影響力が強いバースチャートでもあるので、彼にスター性があるのは間違いないのですが、もし引退後長くフィギュアスケート界に関わるとしても、解説者や振付師より、コーチや選手のサポート、裏方の運営のほうなどに行く可能性が高いかもと思います。

羽入選手は蠍座と射手座の多いバースチャートで、経過土星は2012年から蠍座を、2014年から射手座を移動しています。彼の選手人生はずっと経過土星の責任や自己内観を促し成長させようとする圧力のなかにあると言ってよいでしょう。努力家なのでどこでフィギュアスケートをやっても伸びたはずですが、最良のコーチとチームメイトに出会えたことは本当に素晴らしいことだったと思います。


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