最近改めて思います、私はアートが大好きだと。専ら見る専門ですが、私にとってアートは参加するのではなくただ見ることが純粋な悦び。そしてインターネットほど、有名無名問わず、世界中のアートを堪能するのに便利なものはない、便利すぎるかも知れないとも思います。インスタグラムやツイッターで世界中の美術館をフォローし、今何が開催されているかや所蔵作品を誇らしげに宣伝・紹介しているのを見ると、脳が涎をたらしそうな快感があります(笑)。

最近私が知ったのは、ヒルマ・アフ・クリント(Hilma af Klint、1862年10月26日 -  1944年10月21日)という、スウェーデンの女流画家です。日本の化粧品メーカー、ADDICTION BEAUTYのクリエイティブディレクター、AYAKOさんがインスパイアされた画家としてネットで紹介されていたのをきっかけに知ったのですが、神智学協会にも影響を受け、ハイヤーセルフが導くままにオートドローイングを行い、降霊術、人智学、宇宙などから影響を受け作品を描いたという、とてもスピリチュアルなアーティストです。でも作品のほうは決してオカルトオカルトしていないというか、柔らかい色のトーンや曲線が凄く素敵です。 

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もしかしたら今再評価されているのか、彼女の感性がモード界の人々の感性を刺激するのか、スウェーデンのファッション・ブランド、アクネ・ストゥディオズからも彼女の作品をプリントしたTシャツやバッグが出たりしているんですね。全然知らなかったです(まだまだ修行が足りない笑!)。 
画集が欲しくなりました・・・。